あん福祉会とは事業について

あん福祉会は東京都小金井市を拠点に活動するNPO法人で、精神障害者支援事業を行っているのが特徴です。
昭和63年に保健所を始めとして、市内の医師や福祉関係者、ボランティアなどの協力により誕生されたルーツがあります。
また作業所設立準備会が結成された翌年の平成元年には、小金井市で初めて精神障害者を対象としたあん工房共同作業所が設立されています。
当時は運営委員会方式の任意団体でしたが、平成14年に現在のNPO法人、特定非営利活動法人あん福祉会として法人化しました。

あん工房の名前の由来

あん工房の名前の由来はあいうえおの最初と最後の2文字で、全ての人に開かれる様々な人が集まる場所という想いから名付けられています。
加えてあうんの呼吸の意味も含み、工房は人々が集まり何かを創り出す意図から、作業所ではなく工房が採用されました。
主力事業のあん工房は、就労移行支援事業・就労継続支援B型の施設です。
他にも共同生活援助事業通過型の精神障害グループホーム、あんホームの運営も行われています。
更に小金井市の委託事業で精神障害回復途上者のデイケアと、あん福祉会直営のカフェアンもあります。
地域に根ざして活動するNPO法人ですから、利用者は30名ほどの規模で、決して大きな活動をしているわけではないです。
しかし、歴史があって地域になくてはならない存在ですから、存在の大きさの意味では小さくないといえます。

あん福祉会へのアクセスについて

拠点のある小金井市では、JR中央線武蔵小金井駅に近い場所に所在地があって、公共交通機関を利用する遠方からのアクセスにも対応しています。
やや大きな通りに面していますから、車によるアクセスも不可能ではないです。
小金井街道を目印に、ほぼ直進する形でアクセスできますから、初めてでも迷う心配はないと思われます。
ちなみに交差点付近が事務所の所在地で、通り沿いに直営のカフェアンが存在しています。
カフェアンの裏手が事務所の裏口になっていますから、その点を頭に入れておけば大丈夫です。
利用者が30名ほどとはいえ、スタッフが不足すると対応が難しくなるので、必要に応じてスタッフの募集が行われています。
常勤職員の募集が行われることもありますし、精神保健福祉士資格の保有者や、試験を受ける予定がある新卒の人も歓迎されます。
問い合わせは電話とFAXが基本ですが、SNSアカウントの運営も行われていることから、SNSで連絡することも可能です。
直接事務所に出向く手もあるでしょうが、アポなしだと忙しい時に遭遇してしまったり、対応が受けられない恐れがあるので、事前に電話を入れることをおすすめします。

あん工房の利用が可能な人

あん工房の利用が可能なのは、就労を希望する精神科外来に通院中で、主治医の承諾と紹介状が得られる人です。
就労移行支援事業は原則2年という利用期限があるので、2年を超えて利用するのは困難です。
それを承知の上であれば、集中力を高める事務作業や対人関係の訓練になる飲食接客の就労支援が受けられます。
支援内容は他にも、図書館内作業やPC入力作業に名刺作成と喫茶、清掃などの仕事体験に、基本的なPC操作が学べるPC訓練があります。
就労支援センターハローワークの登録同行支援、外部実習や就職活動サポート、就労後のサポートもあるので安心です。
開所は原則月曜日から金曜日の平日午前9時00分から午後17時00分までですが、図書配架業務は土日も可能となっています。
それと午前8時30分からの早番対応も可能なので、早く利用を始めることもできます。
サービスは昼食無料で工賃が1日あたり1,000円、登録から1ヶ月間は1日あたり800円です。

具体的な利用方法

利用にはまずあん福祉会に連絡、見学と仕事の体験利用を経て、主治医などの意見書提出に進みます。
市役所障害窓口で障害福祉サービス受給者証を申請したら、最終面接の結果によって利用が決まります。
利用を開始すると将来の目標の確認や個別支援計画の作成が行われ、必要に応じた面談、年度ごとの定期面談を交えて本人に目標達成状況が確認されます。
あん福祉会のあん工房就労継続支援B型は、喫茶作業や清掃作業、図書館配架作業や公園門開閉作業と手仕事が中心です。
季節の行事や一泊旅行、地域のバザーの参加に健康診断と、防災訓練の実施が行われますから、利用者は年間を通して刺激が受けられます。
こちらも利用の流れは就労移行支援事業と同様ですが、利用可能時間は平日の午前9時30分から午後17時00分までとなります。
精神障害グループホームのあんホームは、小規模な共同生活援助事業の施設で、精神障害者の自立と社会復帰を目的に提供されています。

まとめ

利用の期限は3年ほどですが、個室で生活できたり入居者同士の交流が行えるなど、自立に向けた訓練ができます。
入居にはいくつもの条件がありますから、入居するのは簡単ではありませんが、しかし利用できればかなり本人の助けになるのも確かです。
あん福祉会のデイケア事業は、小金井市に在住の精神疾患を持つ人が対象で、定期的に通院していれば無料で利用できるものです。

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