バンコクで生活する際に気をつけたいこと

王室を敬愛する気持ちと仏教徒である事を尊重する

急な海外赴任や留学などで、バンコクでこれから生活をしていかなければならないという人も多いことでしょう。

基本的に気候や治安、衣食住などの生活すべてにおいて、日本人にとっては非常に暮らしやすい国と言えます。

しかし暮らしやすいがために、油断すればさまざまなトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。

長期的にバンコクに滞在することになった場合には、生活するうえで様々な注意点があります。

日本の生活に慣れている人が、バンコクで生活をするとなると、様々な違いに驚くことでしょう。

失敗せずに上手に生活していくためにも、事前にバンコクで生活するために気をつけたい注意点について知っておく必要があります。

まず第一に気をつけたいこととして、タイ人は王室を敬愛する気持ちが強いため、それをきちんと尊重しなければなりません。

タイ人にとっては国王や王室の存在は非常に大きなものであり、国民の信頼と敬愛の気持ちは思ってもみないほど大きなものです。

そのため軽率な言動を控えたうえで、不測の事態に巻き込まれることのないように十分に注意しましょう。

二つ目には国民の多くが仏教徒であることを配慮する必要があります。

タイの国民の9割にあたる人が仏教徒だと言われています。

そのためタイの国民が王室を愛する気持ちを尊重すると同時に、仏教徒であることも尊重して配慮する必要があります。

女性が気を付けるべき僧侶への接し方と服装

日本の仏教とはやや異なり、生活の中で気をつけることには三つのポイントがあります。

一つ目には僧侶に対する配慮が必要だということです。

タイの仏教は僧侶や寺院の存在が非常に大きく、朝早く起きた場合には、バンコクの都内であっても、修業をしている僧侶の姿や僧侶に備えものを渡しているタイ人の姿を目にすることもあるかもしれません。

電車やバスなどの公共交通機関では僧侶の専用となる座席も用意されているほどです。

また僧侶は女性に触れることを禁止されています。

特に女性の場合には、僧侶を見かけた場合には、一歩下がって待つようにしましょう。

ビルのエスカレーターやエレベーターなどでも、僧侶と居合わせることもあるので、できる限り距離を置いておく必要があります。

僧侶が女性と触れた場合には、これまでの修行が無駄になってしまうともいわれているので十分な注意が必要です。

また寺院などでは、丈の短いスカートをはいたり、ズボンをはくことはやめた方がよいでしょう。

タンクトップなどの肩を出すようなファッションもできる限り避けて、上着を着用し肌の露出を抑えるように心がけます。

観光地となっているような寺院の場合には、長い巻きスカートや、上着を貸し出してくれるところもあります。

そして寺院だけではなく、全体的に肌の露出には注意が必要です。

特に泳ぐときにも水着1枚で泳ぐのではなく、上着を羽織ることをお勧めします。

日本とは違う飲酒と喫煙の定め方の違い

タイは非常に開放的な国ではありますが、夜はお酒を飲む人も多く、その雰囲気に慣れると、行動も軽率になってしまう人が見られます。

国民性を十分に理解したうえで、服装や行動には十分に注意する必要があるでしょう。

そして日本とは異なり、飲酒や喫煙についても定められていることがあるので事前に頭に入れておく必要があります。

スーパーなどに行けばアルコール類を購入することができますが、購入できる時間帯が定められています。

午前中であれば11時から14時、午後は17時から24時が購入できる時間です。

これ以外の時間帯となると基本的には購入することはできません。

また仏教関連で祝日や選挙の前日などにもお酒の販売がなされていないので購入することができないので気をつけましょう。

購入以外にも、広告にお酒の写真を出したりすることもできません。

映画やドラマでも飲酒のシーンや喫煙のシーンはモザイクがかかるほどなので、トラブルなどに巻き込まれないように注意が必要です。

喫煙に関しては、路上喫煙や室内での喫煙が発覚した場合には、罰金を徴収されることになります。

日本では歩きたばこをしている人も見られますが、何でも許される国ではないことを頭に入れておきましょう。

そしてタイと日本の金銭感覚についても大きく異なる点があるので、事前に把握しておく必要があります。

タイの物価は日本の約3分の1ほどだと言われています。

ミネラルウオーターであれば30円前後で購入することができ、フードコートなどで食事をするのであれば一食が約120円ほどで食べることができます。

物価が安いと感じると、金銭感覚に錯覚を起こしてしまう可能性もあります。

タイで一番金額の大きい単位は1000バーツです。これは日本円で約3000円に当たりますが、商品を購入する際に本当に安いのか高いのかがわからなくなってしまいます。

タイの人たちの生活レベルや金銭感覚と、自分が持っている感覚にどのような差があるのかをよく考えた上で、周りのタイ人とどうやって向き合っていくのかを考えることも大切です。